3月11日(金)に発生しました東北地方太平洋沖地震により、
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、
被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。

この度、当法人では、被災された方々に対し、法人として何ができるだろうと会議を
重ね、偶然にも同じ名前の洗心会様及び、気仙沼市災害対策本部への災害支援に
使節団を派遣致しました。


気仙沼市の洗心会様へ支援物資目録を贈呈
 平成23年3月11日、だれもが予想しえない未曾有の災害が発生し、東北から関東にかけて甚大な被害をもたらしました。
 当日は、当法人の各施設においても停電に伴う電話や電気・水道といったライフラインが麻痺し、ご利用者様の安全を最優先に心掛け、当日は400名を超える利用者様にけがもなく対策本部を中心として早急な対応を致しました。
 また、従業員の数も250名を超え家が被災したりライフラインの復旧が遅れた地域から出社したりと、ガソリン等の生活物資の不足もありましたが、従業員一人一人がその職責を鑑み欠勤者もなくその後のご利用者様の不安や混乱に冷静にかつ確実に対応出来たことは従業員の業務に対する意識の高さを再確認するとともに洗心会従業員の底力を誇りに感じました。
 去る3月27日にはこばとキッズ ・サンフラワーグリーンホーム・サンフラワーワークセンターと3施設合同の竣工式を催すことが出来ました。「開催するのか」とのお声も頂きましたが、こんな時だからこそという思いで実施し多数様のご参列も頂きました。
 他方では津波により流されてしまった施設等もある中で空いている部屋を居室として利用しようとの思いから、サンフラワー療護園とサンフラワーガーデンにおいては、現在被災された方の受け入れを行っております。また、ふれあい健康センターでは小山市にある県南体育館に受け入れた方々に安心して入浴して頂けるよう精いっぱいの協力をさせて頂きました。
さて、この度の震災は被害が大変広範囲に亘っていることもあり、従業員の中にも家族・親戚・友人が被災された方も少なくありませんでした。そのような中、栃木市の天成会様や有限会社ハッピーデイズの強力な後押しを受けて支援物資を届けてまいりました。宮城県気仙沼市に偶然にも社会福祉法人洗心会という同じ名前の法人があった縁で気仙沼市と宮城県の洗心会を中心に訪問しました。TVの映像ではよく目にしていた市内の港等は焼けた船が残っていたりして、自然の脅威や人間の無力さを改めて痛感させられましたが、街の人達は瓦礫の散乱する中で、しっかりと前を向き復興に向けての息吹を感じる空気に同じ日本人としての誇りや言葉では表現出来ない勢いというものを感じられたことは非常にうれしい限りでした。

災害後、当法人においても「地域の中で何を出来るか」ではなく「地域の中で何をすべきか」という視点で、今まで以上の白熱した議論がなされています。東南海沖地震や首都直下型地震等、人がこの地球上で生活している以上自然災害は無縁ではないという観点に立ち、自身を見つめ直す一助にしたいと考えております。
 結びにあたりまして、被災された方々には心よりお見舞い申し上げますとともに、復興はもとよりさらなる発展をお祈り申し上げます。

理事長 大木 誠   

支援物資目録